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2005年07月 アーカイブ

2005年07月10日

インターネットスピーカ

NICTがインターネットスピーカを報道発表しました。
http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h17/050627/050627.html

ネットワーク上のインターネットスピーカを、Windowsの仮想サウンドデバイスとして認識し、
デバイスを選択ことで出力するスピーカを変えられる。
位置情報と連動させれば、ユーザが部屋を移動すると移動した部屋で音が再生される、
ということが容易にできるでしょう。
NICTの知り合いが主導で発表しました。お疲れ様です!

このネタは、まだ研究室にいたときにある後輩の一言で始まったと記憶してます。
確か、mp3ファイルを投げれば再生してくれるワイアレススピーカだったような。
機能的には、AirTunesですね。

電源供給と、どこの線をワイアレスにするかの関係(NICTのはEthernetから給電、AirTuneはスピーカへは電源付受信機~スピーカまでの音声出力はもちろん有線)と、汎用性・ユビキタス性とを考慮すると、NICTからモノとしてできてくるものは今回のネットスピーカになったのかなと思います。

でも、残念ながらEthernetの口がユビキタスでないと使えない…
そんな家は少ない(NICTの実験設備では可能だが)ので、現状の家のインフラを考えると
PowerLine通信のほうが可能性は高いでしょうね。

7/13日にWireless Japan / ubitを見てくるので実物を見てきます。


アド街ックが祖師ヶ谷大蔵に

http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/050709/index.html

やっくんや木梨は知ってたけど、榊原郁恵も祖師ヶ谷大蔵だったのね。
うちはギリギリこのエリアに入っていませんでした。
(一応、2キロ近く離れてますから・・・)

広味坊とオテル・ドゥ・スズキ プレザンテはいつか行くと思ってました。
牌楼にも行ってみたい。

2005年07月13日

WirelessJapan報告

今年も行ってきました、Wireless Japan。
仕事がワイアレス関係になりそうなので、今年は本気モードの調査。

キャリアの端末やサービスには基本的に興味がないので、
技術的なところでいくつかメモを。

・WiMAX
平成電電が全国展開をぶちまけたせいか、標準化が終わろうとしているせいか、
キャリアもチップメーカもかなり盛況。
YOZANがキャリアとしての展開シナリオを発表していた。
まずはホットスポットの足回り(2006) -> 端末展開(2007, 2008)というシナリオは
平成電電と同じ。ただYOZANはVoIPサービスが前提らしく、データ中心の平成電電とは異なる。
疑問点だった、WiMAXのスループットは16eでは最大75M、実効は50Mもいかないので
3GのHPDSAにも及ばない可能性があり、VoIP、メール以上のサービスは求めてない。
それでもバックボーン運営費が交換機でなくルータですむだけで効果絶大とのこと。
うーん、あまり魅力は感じないのだが。。。
チップメーカは、Intelのみ、07年PCMCIAカード、08年ころPC内蔵、WiFiとは別になる
(複合機はもっと後)という計画とのこと。

・ZigBee
FreeScale, amber代理店(失念), chipconがモジュールとして出展。
802.15.4の標準もZigBeeアライアンスも確定し、これからどんどん売りたいとのこと。
サービスシナリオは意外とどこも全然描けてない。

・Willcom W-SIM
アンテナと記憶容量があるわりに、とても軽い!(数グラム程度?)
バッテリと筐体と画面とCPU回りがないだけで、こんなに軽くなるとは思わなかった。
W-SIMを刺して、電源を入れて、1秒程度で使用可能に。意外とこれすごいかも。

・RFID
去年より減ったかも。でもKDDIのタグリーダ付き携帯の進捗と展開はすばらしい。
CD屋でCDジャケットについてるタグを読んで携帯で視聴できるサービスがとても好評らしい。
NICTでは行動ブックマークにRFIDを利用するサービスがあった。

・その他
以前のカキコにあったNICTのネットスピーカは、無線版も作れるらしいです。だったらほすぃなー
位置情報を作ったデモは会場ではできないそうです。残念。
eMobile(eAccess)の「新しい携帯」のモックアップはどれも斬新で面白そう
HARADAというアンテナ会社のビームアンテナはすごい

最後に、今年も東芝(★写真)が派手、ただレベルは今年もauが最高でした!
・・・って、コンパニオンのおねーさんの話題です。

2005年07月19日

宗谷牧場から学ぶ真のトレサビリティ

先日のWirelessJapanの東芝姉ちゃんの写真を奥さんに見られてしまったkawadyです。
デジカメからデータを消すのを忘れておった・・・ぬかった

さて、そのWirelessJapanのあと、以前書いた賞をいただくために稚内に行ってきました。
その日の特別講演の一つがこれ。

宗谷岬肉牛牧場における生産情報のトレサビリティ ○氏本長一(宗谷畜産)

この人、牧場長サンでした。
ふーん、トレサビリティやってる牧場の人かぁ、くらいに思っていたら、
とてもアツイ人でした!

もともと北海道に居たわけではなく(山口県出身で12年前に牧場を開いた)、
全農安心システムというトレサビリティ認定を受けた第一号とか。
BSE問題が発生するずっと前からやっていたそうです。
トレサビリティもさることながら、風力発電や太陽発電を活用して
牛の糞とおがくずを拡販させて肥料として土に返す、牧場外のエネルギーや物質を
全く用いない牧場システム、牛に全くストレスを与えない育成法など、
あるべき姿を徹底追求しているのです。

しかし本当にすごいのは、企業経営や情報社会の本質をついた氏本さんの理念。
覚えている限りの語録を挙げると
・第一次産業こそ真のサービス産業で、お客の生活、健康に対するすべての責任を負わなければならない。だからこそ、製品の安全性に対するアカウンタビリティ、情報公開の安心を与えるトレサビリティ、さらにユーザとの直接のコミュニケーションが必要である
・情報の質はシステムの質に依存しない、情報を扱う人の質に依存する
・東京で生活している人はバカになってしまう。テレビで知らない人が作った嘘やまやかしばかりを信じているから。うちの牧場で生活をすれば何もしなくても何が本質なのかが分かる。
・政府も制度も何もいらない。俺のしたいサービスをやらせてくれ。
・均質な高品質ということはありえない。「今年の宗谷牧場の肉はおいしいね(イマイチだね)」というのが正しい。気候や育成状況、牛の世代で味の差が出ることが真実。

など。
まさか日本最北端の牧場主に、IT産業の本質を思い知らされるとは思いもしませんでした。

ちなみに、帰りに宗谷牧場のお肉を特別に買わせてもらいました。
通常は精肉の直販はしていないとのこと(東京だと高島屋でのみ注文できるそうです)。

昨日ステーキを食べましたが、

激ウマ!激やわらかい!感動した!

霜降りでもないし、肉の色も決して良くないのに、さくっとナイフが入り、すじもない。
今まで偽物を食べてきたのか、と思わせるほどのおいしさでした。

2005年07月28日

夏だ!ビアガーデンだ!

昨日、今日は台風一過で夏!夏!夏!(三連呼してしまった)のいい天気。
暑くてもじめじめしない、とってもさわやか、青空最高。

会社休んで海行きたい・・・

ちょっと本社に呼ばれたついでに、元研究室の後輩たちと有楽町でビア飲みまくりました。
なんか毎年恒例になりつつある、バドガーデン。
いろいろな話で盛り上がっていて、某Tノリ氏がHG(ハードゲイ)ネタで盛り上がったちょっと後に
ここの名物、燻製卵のバドガール割りがやってきて、卵をおでこで割った後にこんなん貼ってくれました。

  ↓↓↓↓↓
05-07-27_22-28.jpg

み、見抜かれてる?
あの雰囲気で、僕には「パパ」K江先生に「人気者」を貼り、
チョコM岡氏に金卵(バドガールが金玉と連呼していた・・・)を渡してもいるし。
バドガールあなどれぬ。
また来年も来ます!

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