今日は、毎年恒例になっている研究会ワークショップへ参加しました。
東京タワーのふもとで、大学のときにお世話になった人、ワークショップで面白い話をしてくれた人と、技術的な議論はもちろんのこと、会社や大学の組織論や生き様なんかを語り合うと、頭はリフレッシュ、時間はあっという間に終電。
飲みに付き合っていただいた皆さん、ありがとうございます。
特に今回は、日立のμチップ(愛地球博の入場券にある、RFIDという無線タグ)を作った人と長いことお話ししました。
あのμチップ、実は20年以上前にできあがっていたというのにはびっくり。
μチップは、パッシブ型RFIDという、読み取り機が出した電波を反射させて情報を渡すという仕組み(スイカは電磁波を使うので仕組みが違う)なんですが、反射した電波の扱いで当時の郵政省がとんちんかんな解釈をして電波法的に認可されず、お蔵入りしていたそうです。
その人はその後違うことをしていたのに、ここ3年くらいでRFIDの第一人者として引っ張りだこになり、困っているとか。
技術ができるのと、タイミングというのは、往々にして一致しないものなんですね。
十分にいーっぱい空気を吸いました。
明日から厚木に戻って頑張りましょうー。