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vodafone → ソフトバンクの衝撃

「月内にvodafoneが日本法人をソフトバンクに売却」

そうきたか、ソフトバンク。
収益黒字化体制を作った直後に、1兆円以上を投資するとは、
孫さん、恐るべしデス。

ドコモ、au、vodafoneの次の携帯事業者として参入するのでは、
初期投資コストが莫大杉で、収益性がないことは、誰の目にも明らかでした。
一方vodafoneも、MNPでは他2社に分が悪く、対応も後手後手。
私もvodafoneユーザですが、MNPを待たずに他社買い替えをたくらんでいました。

ソフトバンクになる衝撃を考えると、

・Yahoo! BBとYahoo! BB Mobileの、インターネット接続サービスは
auやドコモにない規模を持っており、これを生かしたサービスで差異化が図れる
(家やホットスポットでVoIPフォン、なんてものは、脅威の推進力で実現されるでしょう)
・ソフトバンクが主要メーカーと関係を持つ
(ソフトバンクの新しく強い要求がメーカーを動かすかも)
・日本での携帯利用価格がもう一段下がる
今のADSLの料金を作ったのは間違いなくYahoo! BB。
携帯でもソフトバンクが料金を決める。

と、考えています。
技術者として期待するのは1番目、顧客・他社インパクトは3番目、
2番目は今後じわじわと影響が出るのではないかと考えてます。

とにかく、vodafoneはいろいろ縛りが大きかった。
vodafone対応機種を作れば、世界展開を図れると、日本のメーカーも
考えていたと思うけど。
実際は、日本での新展開が変な割引サービスに絞られていく。
日本の携帯市場が特殊だとは言え、少なくとも日本でサービスをする上で
日本のニーズを捕まえられなかった時点で敗北でした。

その点、ソフトバンクに期待することは、個人的にとても大きいです。
携帯の仕様ってがちがちに決まっていますが、
ソフトバンクがそういうところをオープンにしていく可能性はあると思います。
2番目の衝撃、の効果です。


しかし、MNPを前に、タイミングが遅かったか。。。
今からMNPまでに、新機種や新サービスを実装する時間はないし、
顧客を奪う絶好のチャンスには間に合わないか。

多分僕は待てないでしょう。。。
でも長い目で楽しみにしています。

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コメント (3)

ちょこはソフトバンクは売却したかったみたい。
ソフトバンクがここまでソフトバンクが売却されたみたい…
きのうソフトバンクで、売却したかったみたい。
ちょこは、月内みたいな売却されたみたい…
ソフトバンクで売却するはずだったみたい。

akihiro's dad:

今回の買収劇場は、
①買収予定金額
②孫さんの脳みそ
③かつてないサービスの広がり
に驚きです。
なぜなら、将来(3~5年後)の企業を見こした投資であることにこれだけ自信をもっているということ。改めて、ソフトバンクという会社の強さを感じました。既に既存周波数参入時点で第二の選択肢があった事。これには孫さんの脳みそに脱帽。そして、kawadyのいう通り新しいサービスの可能性があること。楽しみですね。

akihiro's dadさんの言うとおり、孫さんの千里眼とフットワークは、日本の通信サービスを変えてきました。
千里眼を持っている人は結構いるもんですが、フットワークがすごい。やはり「自信」なんでしょうね。
僕も自信をつけられるよう、いつか飛び出せるよう、がんばりまっす。

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2006年03月05日 00:04に投稿されたエントリーのページです。

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