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デジタル化の真の意味

ITmedia ライフスタイル:対談 小寺信良×津田大介(最終回)――著作権問題に、解決の糸口はあるか? (1/4)
上記私的複製&著作権シリーズ(全4回)も最終回.
デジタル技術の進歩と,著作権・CM中心のビジネスモデルの硬直性とのミスマッチを指摘している.
原因を日本の封建制度に探ったり,BBCがクリエイティブ・コモンズを採用したことを
取り上げて結論を出してますが,
問題の本質は↓なんですよね.

本来デジタルって「ユーザーに便利さをもたらしてくれるもの」だったはずだし、デジタル化によっていろいろな可能性が見えてきたのに、「あれ? なんで不便になってるんだろう」っていう。デジタルによってユーザーの楽しみ方だって変わったんです。変わったのに、それは自由すぎるからダメだよと。コンテンツのコピーをコントロールできないからダメだよとか。なぜか規制する方向にしか、デジタルの技術が使われていない。

品質を維持したまま,編集,配信,共有ができる技術基盤はすでにできあがっていて,
一様的ばPushサービスの先鞭を獲れる環境にあるのに,ユーザにサービスされていない.
技術はユーザにサービスされて,ユーザの感性をくすぐり,ユーザから新しいコンセプトが
出ることでまた新しい技術が生まれていくのに.

技術から新しい技術は生まれない.
技術とサービスは表裏一体で進み続けないとどちらも先に進めない.

イコール,このままじゃ日本からは新しい技術は生まれない.
困ったものだ・・・技術者の端くれとしてどうすればいいんだろう.
偉くなるか?会社を作るか?
いつも悩んでいます.

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2004年11月11日 10:06に投稿されたエントリーのページです。

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